2022年6月8日 寝人教全体講演会 にて講演をさせていただきました。
以下、紹介文の抜粋です。
演 題:『「寄り添う」のではなく「伴走する」ということ』
講師の市川 真由美さんは、日々忙しい毎日を過ごしています。平日は昼過ぎまで大学の学食で働き、その後ご自身が経営するお店「いち屋(奈良市)」へ。夜も仕入れや会社の経理をしています。週末は週末で、仕込みや催しなどをこなしています。そのような忙しい中で時間をつくって日本国内を飛び回り、助けを求めている無戸籍の人々に会いに行き、必要な資料をそろえて戸籍や住民票の取得につなげる支援活動を行っています。
無戸籍の人との出会いは、ご自身の経営するお店にいた従業員から。戸籍がないために住民票がとれない、保険証もないため病院にかかりづらい、就職も困難であるという現状を目の当たりにし、じっとしていられなくなったそうです。
今回の講演と、わたしたちの目の前にいる子どもたちをつなぎ合わせ、わたしたちはどう考え、どうしていかなければいけないかを、みんなで考えていきましょう。
「寄り添う」だけでは、その人のためにはなりません。実際に「伴走」し、行動を示すことで、生きる希望をもてるようになるというテーマでお話をさせていただきました。
貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
2022年度 寝人教全体講演会
主催 寝屋川市人権教育研究協議会
後援 北河内地区人権教育研究協議会
※敬称略